グリーン車への旅、後編
前編に続き
ようやく後編書きますです

こういう続き物はさっさと書かないといけません
前編書いている途中で最後まで話はできてるのよね
そんでもってこんなふうに間を空けちゃうとあきちゃうのさ
どうでも良くなってくるの
連れから催促うけたしようやく調子も復活して(それにしてもここのところ調子よく崩すなあ)きて、やっぱり書きたくなってきたのでやってみる
で、川崎駅から金曜の夕方に東海道線熱海行きに乗ったのです
ホームに入ってくる列車をじっと見定めてグリーン車は先頭から3両目あたりと確認
僕たちの現在地はたしか6、7両目だった
車内は混み混みで動けない
次の停車駅は横浜駅、車内が空く見込みは全くない
停車と同時に電車を降り前方に向かって走ろうと計画
この電車を降りてしまって次のにのろうかとも提案したのだけれども(10分待てば次くるから)
連れに却下される
僕はすぐ易きに流れるのです
実際の横浜駅のホーム上は想像通り混んでいてホームを思うように走れない
僕は走るのが不得意な上にこの日は大きな荷物を肩から斜めにかけていた
この荷物の斜めがけというのはまっすぐ走るのには適さないバランスが悪い
連れも走るのは得意そうには見えないけれど荷物は僕よりコンパクトだし体は僕より小さいし混んでいるホームをすり抜けていくのは僕よりうまい
なにより女性の方が仮に荷物を人にぶつけたりしても申し訳なさそうに頭を下げれば許してもらえそうな気がするけれど
僕のようなただの男ではそんなことがあれば場合によってはいらぬトラブルを引き起こしかねない
そんなことを考えているとますます思い切って走ることができない
彼女はそんなところを行くのか、と思うような隙間を抜けていく
結局、横浜駅の停車中には1両分ぐらいしか前に進めない
ここで計画を補完する
ホームを駆けるとき一緒に走ろうとしないことにしよう
はぐれたとしてもかまわない
とちらかが先にグリーン車について座席を確保しよう
次は戸塚、横浜よりは空いているはず
戸塚駅、ホームには人が少ない同時に降りる人も少ない、差し引き車内の混み具合に変化はない
やはり一旦降りて走るしかない
横浜よりずっと走りやすい
けっこうムキになって走る
何かすがすがしい
2両半ぐらい前に進む
次は大船、そろそろ乗ってくる人より降りる人が多くなってくると思うんだけどどうだろうか?
腹をくくって走る準備をしながら駅に着くのを待つ
大船駅到着
扉が開くと同時に飛び出し走る
もう3駅目、3回目になると扉が閉まるぎりぎりまで走れるようになってくる
何事も経験というのはすごいね
でもこれが4駅目になったりすると危険だったかも
狙いすぎて乗り遅れたりね
慣れとは恐ろしいよ
こうなっていればこのストーリーもよりドラマティックなんだろうけれど残念でした
この大船駅停車中にグリーン車へたどり着くことができました
グリーン車への旅、25分の旅でした
グリーン車が視界に入ってきたときは思いがけなく嬉しかった
車内に入ると別世界
グリーン車も混んでいないかと(指定席じゃないからね)心配だったんだけれども
そこには静かな時が流れていました
こういう空間とそういう空間が同じ動力源に導かれいっしょに移動しているというのはとても奇妙な感じがする
あちらからこちらへ迷い込んでしまう乗客はここはいったいどこなんだというような顔をしている
こういう乗客には乗務員がすかさず説明する、グリーン券がないとここには乗車できません、と
読者の皆さんには東海道線の普通グリーン車を強くおすすめします
新幹線とか特急とか飛行機とかの優等席とはひと味違うのです
だけどあまり他の人に言いふらさないでね
例えるなら
行き慣れた街中をぶらぶらしているといい路地を見つけてしまったような
こんな路地あったっけ!?みたいな
わかりにくい?でもいいや
これからもJR東日本には普通グリーン車は大きな声で宣伝しないようにお願いします
だけど廃止しないでね